2011年 8月

ゲームレビューばっかり




8・5  フリゲレビュー



けんいち様の作品『tomatoman』のレビューです。

これは横スクロールタイプのアクションパズルゲームですね。
トマト銃っていう武器を使ってブロックを落としたりしてゴールにたどり着くのが目的です。

このゲームはパズルといいましたが、アクション要素の方が非常に高いです。
トマト銃で撃って落としたブロックの上をわたって移動するといった
非常にシビアな操作性が求められます。

以下ネタバレ注意



こんな感じのところです。

下に落ちればアウト。
ので宙に浮いているブロックを撃ち落して足場にして渡って行きます。

でもこの画はverが旧型なので難しい配置のままのようです。
新verは幾らか難易度がゆるくなっています。


とにかくクリアには手段を選びません。


このステージの場合は、一見スイッチを押して左回りで行くのが正規ルートに見えますが、
実はそれは最短ルートではありません。

本当のルートは


上れないならゴールに降りてきて貰おうじゃないか。

押して駄目なら引いてみな、とでも言いましょうか。
柔軟な発想が最速ルートを産み出します。

外周を囲ってあるブロックも足場として利用できます。
とにかく利用できるものはなんでも使ってゴールできれば良い訳です。



んでボス戦です。
このボスの攻撃は当たれば一撃で葬られますが、
やり方次第では、
逆に一撃で葬ることも出来ます。

ネタバレとなるので書きませんが、ヒントを出すとしたら、
マリオ3みたいな戦法とでも言いましょうか。


ボスを倒し、エンディングだと思いきや
まだ先があります。

これまでのステージで人を1人も倒さずに来ると、
ラストステージが追加されます。

ここからのBGMが熱い熱い!!



3つのエリアを突破すると

ラスボスです。



強烈な火炎攻撃を連射してきます。
ラスボスといってもそこまで過酷ではなく、
むしろ戦闘が楽しく思えてくるこのバランスは絶妙でした。








で、ラスボスを倒すといよいよエンディングです。

エンディング画面ではクリアに要した時間が表示されます。


で、私の最速クリアタイムは・・・



3:56でした。

ボス戦でやられなければもう少し縮むかもです。

このエンディング画面を見るだけでも十分難しいと思います。
しかし、アクションの腕に自身のある人は、タイムアタックで
短時間クリアを目指すのも面白いと思います。


なかなかの良質アクションでした。
ありがとうございます。


最後に・・・

そして誰も居なくなった・・・








8・12  フリゲレビュー



凍夜 wintry shadeの作品『伝説のタンポポ RE』のレビューです。

レトロな雰囲気を一面に出した横スクロールアクションです。
パッと見で感じるように初代『星のカービィ』を髣髴させる作風となっております。

攻撃方法は『敵をワタで捕まえる』→『投げつける』
といった方法です。『星のカービィ』とそっくりです。
しかし、たったそれだけの操作方法にも拘らず、
窮屈と感じることも無く、さくさく進める難易度なのが魅力的です。










この手のゲームはレトロゲー好きなおっさん向けなのかもしれませんが、
ほんわかした雰囲気を持っているこのゲームは、
小さな子供でも十分楽しめる作品だと思います。






ラスボス2連戦。
回復手段も無く、耐久も高いボスですが、
強すぎると感じることも無く、
上手く避ける楽しさも覚える、程よいバランスでした。

こういう作品を3,4本まとめてDS版で売り出したら売れるよきっと。
私なら買うし。







8・19  フリゲレビュー



魚肉マン様作成の『ネズミマン』のレビューです。



ロックマン風の横スクロールアクションです。
弾撃ち攻撃、ジャンプ、スライディングが基本動作で、
ロックマンをやりこんだ人なら直にのめりこめる作りとなっております。

簡単に言えばパロディ作品のようです。
しかし、元ネタとなった作品に対する愛も感じさせる丁寧な作りが好印象です。




ロックマン5のスターマンステージを髣髴させる宇宙ステージ。
バックの地球が印象的です。



このゲームの見所は、敵のグラフィックにあります。

続いての画像をご覧ください。














超シュールです。


もう、1番したのダンゴのボスなんて、
笑いすぎて2回くらいゲームオーバーになりましたよ。マジで。



んで、こんなバラエティーに富んだ敵たちを
統率しているボスがこちらです。





Dr.マ〇オかよっ!!

んで左はエグザイル。

んもう、突っ込みどころが多くて困ります。


こんな敵たちを相手にしているネズミマンも可愛そうだと思いきや・・・



お前もかっ!!

てか誰だお前!

主人公ですら、突っ込みどころが多いシュールなゲームですが、
アクションゲームとしては超まともな一級品です。

それだけは保障できます。
ぜひ最後までプレイしてみてください。

クリアするとスペシャルステージをプレイすることが出来ます。
こんなのです。↓(下ネタ注意)


いいケツって・・・おいっ!!




最後の最後に、
このゲームは随分と難易度が高いと思ったら・・・

E缶(全回復アイテム)的なものが存在していたというのを、
全部クリアしてから気がついた。


E缶無しの縛りプレイをしていたのね・・・

orz





8・26  フリゲレビュー

今回は著作権とかが色々怪しいゲームをレビュー。



FC風リメイク版のロックマン7です。

SFCでカプコンから出されたロックマン7を、
あえてFC風にリメイクした有志作です。

ロックマンはFC版で既にゲーム性が完成されていたため、
7でSFC、続く8でPSと、ハードの能力が向上されても、
ソフトの完全上位互換を望むことは出来なかったと、
ファンの間で囁かれていました。

そのためか続く9、10では完全にFCテイストに戻した、
(綺麗な画質だけを望む時代の流れに逆らった)
良い意味での劣化版にて、
かつてのレトロゲーマーを引きこむことに成功したわけであります。

この作品はフリーゲームでありながら、
さながらWiiウェアで売られていてもおかしくない、
完璧なリメイク作品と言えるものです。

















なんといっても特筆すべきは、その再現度の高さにあります。

↑の画像からも分かるように、ドット画のクオリティが半端無く高いです。





ロックマン史上最強の呼び名も高いワイリーカプセルも健在です。


SFC版ロックマンは、キャラクターが大きかったため、
機動力に欠けると感じる動作性でしたが、
この作品は、FC版のサクサク感を再現しているため、
非常にスピーディーに行動できるのが嬉しいところです。

ロックマン好きでまだ未プレイの方は、ぜひプレイすることをオススメします。
『ロックマン7 FC』で検索してみましょう。



ここにTHE ENDのスクショを載せるつもりだったけど、
久々にワイリーカプセルと戦ったら勝てなかった。
orz


昔はノーダメで勝てたんだけどな。
SFC版だけど。




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