ダッシュの作り方(2度押しダッシュ編)


アクションでも敏捷な動作を求められるときに使うと便利なキー2度押しによるダッシュです。
簡単に言うとロックマンXのようなダッシュ機能です。

ツクール2003のオプション、「キーが押される長さを受け取る」を使用すると楽ですが、
今回はツクール2000、2003どちらでも作れるやり方で行きたいと思います。

必要なものは
コモンイベント 2ページ
スイッチは2つ
変数は2つです。

スイッチ0001:ダッシュ許可
スイッチ0002:押されるまでの時間
変数0001:ダッシュキー
変数0002:ダッシュキー2



↑前回と全くおなじ

初期の画面
左上のイベント・・・開始条件 自動的に始まる
内容・・・メニュー画面禁止 
     スイッチ0001:ダッシュ許可 をON
     イベント一時消去

↑のイベントはスイッチ0001:ダッシュ許可 をONにするためだけのイベントです。
他のイベントに組み込んでもOKです。

コモンイベント 画像クリックで巨大化


★★★コモンイベント1 ダッシュ機能★★★

開始条件 定期的に並列処理をする スイッチ0001:ダッシュ許可 ON
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◆キー入力の処理:【0001:ダッシュキー】
◆スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】をONにする
↓下にダッシュするイベント↓
◆条件分岐:変数【0001:ダッシュキー】が1
 ◆条件分岐:変数【0002:ダッシュキー2】が1
  ◆条件分岐:スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】がON
   ◆変数の操作:【ダッシュキー2】代入、0
   ◆キャラクターの動作指定:主人公、移動速度アップ×2、下に移動×4、移動速度ダウン×2
    ↑移動速度のアップと歩数は各自のお好みでどうぞ
   ◆ウェイト0,3
   ◆イベント処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
↓左にダッシュするイベント↓
◆条件分岐:変数【0001:ダッシュキー】が2
 ◆条件分岐:変数【0002:ダッシュキー2】が2
  ◆条件分岐:スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】がON
   ◆変数の操作:【ダッシュキー2】代入、0
   ◆キャラクターの動作指定:主人公、移動速度アップ×2、左に移動×4、移動速度ダウン×2
   ↑移動速度のアップと歩数は各自のお好みでどうぞ
   ◆ウェイト0,3
   ◆イベント処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
↓右にダッシュするイベント↓
◆条件分岐:変数【0001:ダッシュキー】が3
 ◆条件分岐:変数【0002:ダッシュキー2】が3
  ◆条件分岐:スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】がON
   ◆変数の操作:【ダッシュキー2】代入、0
   ◆キャラクターの動作指定:主人公、移動速度アップ×2、右に移動×4、移動速度ダウン×2
   
↑移動速度のアップと歩数は各自のお好みでどうぞ
   ◆ウェイト0,3
   ◆イベント処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
↓上にダッシュするイベント↓
◆条件分岐:変数【0001:ダッシュキー】が4
 ◆条件分岐:変数【0002:ダッシュキー2】が4
  ◆条件分岐:スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】がON
   ◆変数の操作:【ダッシュキー2】代入、0
   ◆キャラクターの動作指定:主人公、移動速度アップ×2、上に移動×4、移動速度ダウン×2
   
↑移動速度のアップと歩数は各自のお好みでどうぞ
   ◆ウェイト0,3
   ◆イベント処理の中断
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆変数の操作:【ダッシュキー2】代入、変数【0001】の値


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入力を許可するのは全方向。


★★★コモンイベント2 押されるまでの時間★★★

開始条件 定期的に並列処理をする スイッチ0002:押されるまでの時間 ON
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◆ウェイト0,3
◆スイッチの操作【0002:押されるまでの時間】をOFFにする

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ここのウェイトはキー入力2回目が許可される範囲を示しています。
つまり1回目のキーが押されてから0,3秒以内にもう一度キーを押すとダッシュするといった仕組みになっています。
ここは各自の好みで調整しましょう。

追加要素として、
ダッシュしたときの効果音を入れる
歩行グラフィックをダッシュしている姿に変える
ダッシュしたときの砂煙を戦闘アニメで表示する
といったこともできるでしょう。


以上です。
今回のイベントは作成中の新作にも導入しています。
ですので、よりスピーディーな戦闘が楽しめるでしょう。
スピーディーなアクションを作りたい人にはこのイベントはオススメです。


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